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皐月席田辺寄席
459回
5月17日(土)午後1時40分開演
〈いちもん会〉


一、いらち俥   桂 佐ん吉(初代吉朝門下)

 スカッ!とした爽快感と落語では珍しい躍動感を味わえるこの噺。演者によって、たどり着く場所が箕面であったり天橋立であったり様々。佐ん吉さんのいらち俥はどこへ連れてってくれるだろうか。

二、あくびの稽古 桂 あさ吉(初代吉朝門下)

 あくびにもいろんな種類があるのは落語の世界だけであろうか。眠たかったり、つまらなかったり…我々が普段から日常茶飯事見せるあくびは何に当てはまるのだろう。

三、459号笑呆亭…『百人坊主』から   桂 文太(五代目文枝門下)

「百人坊主」という噺だけに、仰山坊主が出てきますが、最初からお坊さんが出てくるわけではありません。「百人坊主」という題名を想像するだけでも心がくすぐったくなるのに、実際噺を耳にすれば…

中入り

四、親子茶屋      桂 米左(米朝門下)

クライマックスで「やっつく、やっつく、やっつくな!」と顔を扇子で隠し陽気に騒ぐお茶屋噺。親の遺伝子は、子供にもちゃんと受け継がれているようだ。

五、夏の医者      桂 小米(米朝門下)

 カンカン照りの日差しがまぶしく、聴けば扇子かうちわを思わず仰ぎたくなる。この噺に出てくる医者と百姓に出会ってしまった大蛇(うわばみ)の悲喜劇が描かれている。


皐月席田辺寄席
第460回
5月17日(土)午後6時10分開演
〈いちもん会〉


一、 合格祈願(桂三枝・作)    桂 三幸(三枝門下)

 受験シーズンは少し前に終わったが、新たな受験生が今机に向かってる毎日。それに加えてお守りを買ったり絵馬に願いを込めたり…受験の本番まで準備も大忙しであろう。

二、ちりとてちん    桂 三若(三枝門下)

 好評に応え、ゴールデンウイークは朝から二日に分けて総集編を放送した「ちりとてちん」。再び「ちりとてちん」ブームが起こるのも必至であろう。

三、460号笑呆亭…『七段目』から   桂 文太(五代目文枝門下)

 落語好きにも歌舞伎好きにも定番の噺。上方では演じ方にも二パターンあり、はめもの入りでにぎやかに演じる方法と、江戸落語同様に素噺で演じる方法とある。

中入り

四、ロボG(桂三枝・原作)   桂 三風(三枝門下)

 我々はまだロボットと共存する生活をしていないが、業界での研究も進んでいるようで、近い将来ドラえもんのようなロボットと一緒に生活する時代もやってくるかもしれない。

五、鹿政談   桂 枝女太(五代目文枝門下)

 この噺では「おから」のことを「きらず」と呼んでいる。豆腐は包丁で切れるが、おからは切れないからというのが語源。「から」というゲンの悪い言葉を抜いて、「きらず」である。


皐月席田辺寄席
第461回
5月18日(日)午後1時10分開演
〈いちもん会〉


一、色事根問   笑福亭 喬介(三喬門下)

 一見えと始まるように誰しも顔を見てタイプかどうかを見極める。大半が性格重視と言葉にするものの、性格を知る前にまず顔を合わせて決めるわけだから、矛盾しているのでは?

二、化物使い   笑福亭 瓶吾(鶴瓶門下)

 桂庵とは江戸時代に民間で行われた営利目的職業斡旋業のことで、地方では肝いりなどと呼ばれていた。大東亜戦争の頃から、職業斡旋事業は自治体から国営に変わっていったとか。

三、461号笑呆亭…『桃太郎』から     桂 文太(五代目文枝門下)

 寝る前に昔話を読んで、そのままスヤスヤと夢の中…なんて子供がいくつになるまでの話であろうか。親が一つ、子供に願うことは、成長しても心の片隅に昔話を聞いていた頃の純粋さを忘れないことだろう。

中入り
 
四、大安売り〈博多編〉     笑福亭 恭瓶(鶴瓶門下)

若乃花・貴乃花の人気兄弟力士が引退し一時は人気が低迷した相撲が再び人気を取り戻している。横綱の朝青龍や白鵬など、外国人力士の力は再びフィーバーを巻き起こせるか。

五、猫の災難 
笑福亭 竹林(六代目松鶴門下)

 落語では、動物が様々な災難に遭う噺が数多くある。時には目をくりぬかれたり、またある時は縄でくくられて捕獲されたり。今回はどんな災難に遭遇しちゃうのであろうか。

紹介文執筆…吉田達



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