田辺寄席では「田辺寄席ニュース『寄合酒』」にて演者・演題を知 らせています。
  06年3月までは桂文太師匠のコメント付きでしたが、06年4月 からは、それぞれの演者のその「ネタへの想い」を語ってもらっていま す。必見です!!
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426回 田辺寄席6月16日(土)昼席
《いちもん会》


一、子ほめ/桂 福矢(福団治門下)

平成16年の10月、大師匠の春団治師匠と10日間旅に行きました。 その時、大師匠の「子ほめ」を覚え、改めてお稽古に行きました。大師匠の桂春団治師匠に教えていただいたので、その型を大切にしたいと思っています。

…(福矢・談)

二、月並み丁稚/桂 福六(福団治門下)

入門して初めて師匠福団治に稽古をつけていただいたのがこのネタです。緊張してなかなか覚えられなかったのを思い出します。落げは一門の亡くなったさん福兄さんの演っていたのを教えていただき、その落げで演らせてもらっています。

…(福六・談)

三、新シリーズ426号笑呆亭/「寝床」から/桂 文太(五代目文枝門下)

前半端折った分だけくすぐりを入れています。旦那に嫌みが出ないように心掛けて演じています。旦那は誠によい人なのです。浄瑠璃さえ語らなければ…。

…(文太・談)

〈仲入り〉

四、船徳/桂 福車(福団治門下)

江戸落語を上方に移したもので、一年程前から演っています。「船徳」という演題も何か江戸前なので,上方風の演題がないものかと考えています。いいものがあったら教えて下さい。

…(福車・談)

五、仔猫/桂 福楽(福団治門下)

30年近く前、師匠福団治の「仔猫」を島之内寄席で聞きました。それが非常に印象に残り、入門の動機となりました。7年程前の自分の独演会で披露させていただきました。

…(福楽・談)

※開口0番 (文太の前ばなし)「つ」の巻/つるつる、ぞろぞろ、だくだく

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第427回 田辺寄席6月16日(土)夜席
《新・じっくりたっぷりの会−林家染雀の段》


一、米揚げ笊/笑福亭呂竹(呂鶴門下)

そば屋の出前のアルバイトをやっていましたが、丁度出前の範囲と、源蔵町や栴檀の木橋や難波橋等「米揚げ笊」に出てくる町名と重なりました。落語というものは嘘をついていないのだなと感心もし、又勉強になりました。

…(呂竹・談)

二、按七/林家染雀(染丸門下)

この按七は大師匠にあたる三代目染丸も演っていました。主人公が小金を持ってえらそうにして嫌われる役どころだが、そういう人間を描いてみたいと思い手掛けてみました。漫画チックに分かり易く演じるようにしています。

…(染雀・談)

三、新シリーズ427号笑呆亭/「猫の災難」から/桂 文太(五代目文枝門下)

五代目古今亭志ん生師匠は「猫の災難」ではなく「犬の災難」という題で演っておられました。「そんな事は何だっていいんだよ」という師匠の声が聞こえてきそうです。このネタ、酔っていくのに、一工夫も二工夫もいるようですが、文太は唯々楽しく酔っぱらっていきます。

…(文 太・談)

〈仲入り〉

四、ちりとてちん/月亭八光(八方門下)

10年目で初めて落語に目覚め、南光師匠にお稽古していただきました。生れて初めてのちゃんとした稽古でした。南光師匠にはお忙しい時間を割いていただき、関西テレビの「痛快!エブリデイ」終りで、何度も何度も稽古していただきました。まだ数回しか演っていませんが、教えていただいた南光師匠の通り、田辺寄席でも演らせていただきます。

…(八光・談)

五、辻占茶屋/林家染雀(染丸門下)

お囃子さんとの息が合わなかったら、お話にならないネタです。平成13年度の第39回ナニワ芸術祭新人賞をいただいた思い出深いネタです。
…(染雀・談)

※開口0番 (文太の前ばなし)「ね」の巻/「ねことねずみ」
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428回 田辺寄席6月17日(日)昼席
《いちもん会》


一、ろくろっ首/桂都んぼ(都丸門下)

このネタは弟子についている時分、師匠都丸につけていただきました。このネタに出てくる可愛いアホが大好きで、その可愛さが出るように演じています。
…(都んぼ・談)

二、世帯念仏/桂あさ吉(初代吉朝門下)

大師匠の米朝師匠にお稽古をお願いした所、「こういうネタは稽古をつけてもらってやるというよりも、自分で作り上げていく噺だから、自分で工夫してやりなさい」と大師匠におっしゃっていただいたので、私なりの「世帯念仏」を作りました。

…(あさ吉・談)

三、新シリーズ428号笑呆亭/「南京屋裁き」から/桂 文太
(五代目文枝門下)

東京の「唐茄子屋政談」をこちらに移しました。骨格がしっかりした噺だけに、登場人物をメリハリよく演じるように心掛けています。これからもどんどん演出が変わるネタの一つです。

…(文太・談)

〈仲入り〉

四、ステージ漫画/フロッグ西嶋(初代かえる門下)

師匠、木川かえるの形見であるステージ衣裳と道具で舞台に立ち、漫画とお客様の似顔絵を描きます。

…(フロッグ・談)

五、交通安全〜戸田学作〜/桂 小米(米朝門下)

一年程前に高齢者のためにこのネタをこしらえて、JAの催し物を中心に全国を廻っています。今までに30ヶ所程廻りました。いつでも呼んで下さい。

…(小米・談)

※開口0番 (文太の前ばなし)「な」の巻/なべ



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