田辺寄席では「田辺寄席ニュース『寄合酒』」にて演者・演題を知 らせています。
  06年3月までは桂文太師匠のコメント付きでしたが、06年4月 からは、それぞれの演者のその「ネタへの想い」を語ってもらっていま す。必見です!!
2007年 10月     演者・演題目録トップへ

第438回 田辺寄席10月20日(土)昼席
《いちもん会》

一、平林 /笑福亭鉄瓶(鶴瓶門下)

このネタを子どもさんの前で二、三度やった事があります。その時、定吉を可愛らしくやったらよく受けたので、それからは、定吉を可愛らしく演じるように心掛けています。
…(鉄瓶・談)


二、延陽伯 /笑福亭扇平(仁扇門下)

漫才を10年程やっていました。今は落語に精進しています。仁嬌兄さんに「煮売屋」から稽古をつけてもらっています。このネタも仁嬌兄さんにお稽古していただきました。「一本調子にならないように、メリハリをつけるように」と注意されました。初心に帰って一所懸命演じます。
…(扇平・談)


三、438号笑呆亭「松島心中」から
     /桂 文太(五代目文枝門下)

前半のお染と金造とのやり取りを何とかやれたら、後半は一気に…と言いたいところですが、全体にムードづくりの難しいネタです。
…(文太・談)


〈仲入り〉

四、漫画ショー /いわみせいじ

落語ファンの一人として何度か「田辺寄席」の客席に足を運んだことはありますが…、「田辺寄席」の舞台に立つのは今回が初めて。しかも、文太師匠と呂鶴師匠の間にはさまっての演芸。緊張の舞台となりますが、一所懸命つとめます!!
…(いわみせいじ・談)


五、仏師屋盗人 /笑福亭呂鶴(呂鶴一門)

全日空(ANA)のパイロットで、私のファンでもあり親っさん(六代目松鶴師匠)のファンでもある彼に、「六代目師匠の『仏師屋』が大好きで、呂鶴師匠もやっとおくんなはれ」と言われた。「その内にやりますわ」と言っていたが、若くして亡くなり、彼に贈るつもりで、その年の独演会で初演したという思い出のあるネタです。
…(呂鶴・談)


※開口0番 (文太の前ばなし)「け」の巻/けち
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第439回 田辺寄席10月20日(土)夜席
《いちもん会》

一、十徳 /桂ぽんぽ娘(文福門下)

このネタは、師匠に初めてお稽古していただいたネタです。大阪弁を東京弁に直してやっていますので、そこに注目して聞いていただきたいと思います。
…(ぽんぽ娘・談)


二、動物園 /桂まめだ(文福門下)

このネタをやり始めた頃は、園長さんの名前を習った通り、米朝師匠系の「池田はん」でやっていましたが、この頃は文枝系の「長谷川はん」でやっています。パンをもっている子どもの目線とか、お母さんが虎と子どもを見る目線とかが大変難しいです。
…(まめだ・談)


三、439号笑呆亭「稽古屋」から
     /桂 文太(五代目文枝門下)

亡くなった師匠、五代目桂文枝の十八番。いつになったらあんなハンナリした芸が出来るのか…。今日も大きい声出して、汗流して一生懸命演じます。
…(文太・談)


〈仲入り〉

四、腹話術/千田やすし(川上のぼる門下)
川上のぼるに入門して33年。歴史ある田辺寄席に出演させて頂き、大変うれしく思います。可愛くてちょっと憎らしい人形とのやり取りをお楽しみ下さい。笑う門には腹話術!
…(千田やすし・談)


五、上燗屋 /桂 文福(文福一門)

酒呑みのネタは何席かやりますが、この「上燗屋」はやりませんでした。京都花月やウメダ花月やナンバ花月の後、先代小染兄さんに連れられて、お酒のお供をした事や、小染兄さんがこの「上燗屋」をやっていたのをふと思い出し、そのイメージが甦って来て、この「上燗屋」が無性にやりたくなりました。最近やり始めた一席です。
…(文福・談)


※開口0番 (文太の前ばなし)「ふ」の巻/風呂敷
……………………

第440回 田辺寄席10月21日(日)昼席
《いちもん会》

一、始末の極意 /桂ちょうば(ざこば門下)

今は何でも消費する時代に、節約する大切さをこのネタに教えてもらいました。暑かった今年の夏は、家にいるとクーラー代がかかるので、図書館に行ったり、本屋に行ったりして、電気代の節約を実行しました
…(ちょうば・談)


二、うなぎ屋 /桂歌之助(二代目歌之助門下)

亡くなった喜丸兄さんにこのネタはお稽古していただきました。やっている内に、コミカルに漫画っぽく…、段々そういう方向になってきました。天満天神繁昌亭でもよくやらせてもらっています。
…(歌之助・談)


三、440号笑呆亭「袈裟茶屋」から
      /桂 文太(五代目文枝門下)

比較的若い時分からやっているネタで、東京の「錦の袈裟」をこちらに移したもの。遊びの噺で、それも町内の若い連中がこんな趣向で…。落語の世界、洒落です。マジで聞いていると腹がたちまっせ…。
…(文太・談)


〈仲入り〉

四、立体紙芝居・シンデレラ /桂 米平(米朝門下)

以前、柳家三亀坊師匠の遺品を南光兄さんが受け継いでやっていた。外題は「滝の白糸」。地味な外題だったので、アイデアだけ頂戴して、分り易い演題を選び10年程前からやらせていただいています。一作目が「忠臣蔵」、次に「水戸黄門」「西遊記」「浦島太郎」、五作目がこの「シンデレラ」です。とに角、見て笑って下さい。
…(米平・談)


五、猫の忠信 /桂 米二(米二一門)

このネタは若い時に師匠の米朝に稽古をつけてもらいました。お稽古をお願いしたら最初に一言。「このネタは難しいで」と言われました。なる程、前半あれこれ難しいが、そこを乗り切って、後半「どうなるんだろう」というサスペンス的な所までお客さんがついて来た時の演者の喜びは大きいなあと思えるようになれました。
…(米二・談)


※開口0番 (文太の前ばなし)「こ」の巻/鴻池善衛門




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