田辺寄席では「田辺寄席ニュース『寄合酒』」にて演者・演題を知 らせています。
  06年3月までは桂文太師匠のコメント付きでしたが、06年4月 からは、それぞれの演者のその「ネタへの想い」を語ってもらっていま す。必見です!!
2008年 5月     演者・演題目録トップへ
第459回

 一、いらち俥       桂佐ん吉(初代吉朝門下)
 この噺は一番持ちネタの中でしんどいネタです。とにかく力一杯若さあふれる落語をしてがんばります。走って走って走り続けます。
…(佐ん吉・談)

二、あくびの稽古     桂あさ吉(初代吉朝門下)
 この「あくびの稽古」は、東京の「あくび指南」を参考に、自分なりにまとめあげました。創作した部分もありますし、オチも自分なりに変えてみました。今、どんどんやりながら変わっていきますが、最終的にあさ吉なりの「あくびの稽古」が出来上がったらなあと思っています。
…(あさ吉・談)

三、459号笑呆亭/「百人坊主」から  桂 文太(五代目文枝門下)
 時代が頭にチョンマゲがあった時分、町内の連中が講を組んで山上まいり…。その辺のイメージをどう伝えるかが難しい。文太は、お囃子さんに「黒髪」を弾いていただいて、剃るところを丁寧に演じています。
…(文太・談)

(仲入り)

四、親子茶屋       桂 米左(米朝門下)
 ご存知の通り、春団治師匠の十八番です。本物の「親子茶屋」はどうぞそちらをご覧下さい。ではなぜ私がこの噺をするのか、それはある親子のレポートのつもりでやっております。その親子は……、答えは舞台で…。
…(米左・談)

五、夏の医者       桂 小米(米朝門下)
 この「夏の医者」は、枝雀兄さんにつけて頂いたネタの一つです。奇想天外な噺だけに、不自然にならないよう心がけています。
…(小米・談)

※ 開口0番(文太の前ばなし)「う」の巻/「牛若丸と弁慶」 


第460回

一、 合格祈願(桂三枝作)       桂 三幸(三枝門下)
 神社の息子が、自分の神社に合格祈願をして、もし落ちたら営業妨害になると心配した親が、天満宮に合格祈願をお願いするというお噺。私自身も大学受験を経験しましたし、このネタは師匠以外で、私が初めて演じるということなので、大切にしていきたいと思っています。
…(三幸・談)

二、ちりとてちん       桂 三若(三枝門下)
 テレビの「ちりとてちん」の影響か、1年かけて全国を回った中で、一番リクエストの多かったネタです。旅の中では40回、小浜では毎日毎日このネタをやりました。
…(三若・談)

三、460号笑呆亭/「七段目」から 桂 文太(五代目文枝門下)
 高校生の頃、ラジオでこの噺を聞き、しゅっとした噺だと思った。噺家になって、芝居の「忠臣蔵」を見て、「ああこれだこれだ」と思い、手掛けてみたくなった。少しかっこよく見せ、どかっと笑わせたいものだ。
…(文太・談)

(仲入り)
四、ロボG(桂三枝原作)       桂 三風(三枝門下)
 親と口も利かなくなった高校生の一人娘に、もっと親を大切にする気持ち、年寄りをいたわる気持ちを教えたのは、人ではなく年老いたロボットだった。桂三枝原作の「ロボG」を三風流に、現代の風刺も入れて演じてみました。
…(三風・談)

五、鹿政談          桂枝女太(五代目文枝門下)
 このネタは、師匠の五代目文枝が、花月で毎日ほど演っていたネタでした。弟子についている頃、嫌でも覚えてしまいました。そのネタがいまや私の得意ネタの一つとさせていただいております。
 …(枝女太・談)

※開口0番(文太の前ばなし)「え」の巻/「ええ加減」 


第461回

一、色事根問       笑福亭喬介(三喬門下)
 師匠から八番目につけて頂いたネタで、10分位のネタなんですが、なぜか覚えるのに3ヵ月くらいかかりました。まだ2、3度しか演っていませんが、暖かい目で、暖かい気持ちで見てやって下さい。
                        
  …(喬介・談)

二、化物つかい      笑福亭瓶吾(鶴瓶門下)
 この噺は、私の師匠鶴瓶も、もうずいぶん演じていないとのことでしたが、サゲの部分を本来のスタイルで教えて頂きました。お客さんは、化物達に親近感を持って聞いていただけたら幸いです。
                            
 …(瓶吾・談)

三、461号笑呆亭/「桃太郎」から  桂 文太(五代目文枝門下)
 若い頃、花月でもできる噺と考え、このネタを演り始めました。その頃、後半で子供が反対に言う「親に孝行し、家の名前を上げるということが…」を演じていると、客席から拍手が来たもんですが、今ではこの辺の価値がずいぶん変ったように思います。
  …(文太・談)

(仲入り)

四、大安売り(博多編)    笑福亭恭瓶(鶴瓶門下)
 突然、師匠から博多弁で落語をしろと言われ、悩みに悩みこの「大安売り」を改作しました。無地の会話にすることで、情をたっぷり入れ込むことができたと思います。私、恭瓶が魂を込めた一席です。がんばりますのでよろしくお願いします。
        …(恭瓶・談)
               

五、猫の災難       笑福亭竹林(六代目松鶴門下)
とても師匠のようには落語をようせんという思いがありまして、いわゆる師匠の得意ネタという落語に、一度も取り組んだことがなかったんですが、ある時ふとしたことから、松鶴の落語を忠実に再現するというような気持ちで、初めて師匠の落語をまねるつもりで演らして頂いたのがこの「猫の災難」です。とにかくがんばります。
        …(竹林・談)

※開口0番(文太の前ばなし)「お」の巻/「親子」


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