平成21年1月16日(金) 平松大阪市長会見要旨より
「阿倍野青年センター、田辺寄席」に関する質疑応答を抜粋
記者
「経費削減の取組」にかかわることで、来年度予算ではないんですけれども、この間ちょっと、存続して欲しいと声が届けられている阿倍野青年センターの関係でちょっと聞きたいんですけれども。田辺寄席がずっと育まれてきたところです。来年度予算でないので今の段階でどうかというのは、ご意見がどこまでおありかというのはあるんですが、今のところのご意見をお伺いしたいと思います。
市長
阿倍野青年センターというか、要望をいただいたのは田辺寄席を実施されている皆さんから、確か法被(はっぴ)を着て要望書を持って来られたと思います。あの翌日に現場を見に行きましてね、僕見たことなかったんで。青年センターがシャープ創業の早川さんから寄贈いただいた、その基金をもとに、設立されたという経緯でありますとか、あるいは、センターの周辺の自然環境のすばらしさでありますとか、見せていただいて、現在は、こんなこと言っては怒られるかもしれませんが、青年センターというよりも、老人会の皆さんが卓球を1階でやっていらっしゃったり、非常に活発に使っていただいていることは事実でございます。ただ、青年センターの条例廃止ということだったですよね。ごめんなさい、条例廃止じゃなくて、東淀川の施設にその機能を移管すると。機能を移管するということでございますから、別の方法で残すことが可能かどうかを検討したいと思います。青年センター自体の機能としては、東淀川に移転します。でも、建物をつぶすという結論を出したわけではないんですよね。翌日に行きましたんで、利用されてる方から、「市長、残してや」という声を散々かけていただいたんですけど、どういう形で残すのか、あるいは、経費、それに関する経費がどうなるのか。これは、市の管理する物件から、一般財産に変わった場合の管理の方法とか、いろんな検討しなければならないことありますから、1年かけて、1年はちょっと長すぎますね。なるべく早い時期に方向性は探りたいと思います。
記者
老人会、卓球とかいろいろあるというなかで、田辺寄席だけではないものの、地域で育んできた田辺寄席そのものをご覧になるというお考えはありますか。
市長
12月20日やったかな、(田辺寄席が)あったんですよね、確か。あれ行きたかったんですけれども、ちょっと他のスケジュールが入って行けなかったので、またお話は聞きたいと思っています。お話というのは、噺家(はなしか)さんの話も聞きたいし、それから、運営してらっしゃる方の話も聞きたいしということで。